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注目のビットコイン「ETF」とは何か

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アメリカのSEC(証券取引委員会)がビットコインのETF上場申請を却下したことは度々話題になり、以前はその失望から価格にも影響が出ました(最近はやっぱりまだか…という空気ですね)

ビットコインETFは今後の仮想通貨市場に大きく影響していくものです。申請が通れば、投資家層が広がり、市場の活性化、つまり価格上昇にもつながるとみられます。

今回はこの「ETF」について説明していきましょう。

低いハードル、ローリスク分散投資

そもそもETFは、「上場投資信託」と呼ばれる商品です。

特徴として、ETFには東証一部(約2100社)という市場そのものや、225銘柄の指標である日経平均などといった種類があり、一本買うだけで事実上まるごとそれらに「分散投資」できます。簡単に言えば「色んな銘柄お手軽パッケージ」という感じですかね。

そして投資信託は、投資家から集めた資金をひとつにまとめ、それをプロが運用して、生まれた利益を還元するという金融商品。まさに「投資家を信じて託す」という仕組みです。

ETFは個別に証券会社などに行かなくても、その商品をパっと取引所で買えるというものです。

さて少しややこしくなってきたと思うので簡単に、どのようなETFにメリットがあるのか見てみましょう

ポイント

■たくさん調べていくつかの銘柄を買うといった手間が省ける=投資のハードルが低い

■個別の銘柄が思ったように伸びなかったり、不祥事で大幅に価格が下落する影響を避けられる=簡単でローリスク

こうしたいろんな銘柄をパッケージを取引所で買えるもの、それがETFです。そしてそのパッケージにビットコインが含まれるものをビットコインETFと言います。

なぜ今後の仮想通貨のカギになるのか。このあたりでピンと来た方もいらっしゃいますかね。

簡単に言えばビットコインの激しい価格乱高下をパッケージにすることでリスクを抑えながらも今後拡大していく仮想通貨市場に投資することが出来るということです

ETFの影響はどんなものなのか、順を追って説明していきましょう。

急速に広がる「ETF」

ローリスクでハードルの低い便利な金融商品であることがわかったと思います。そんなETFですが近年急速に広まっています。以下のグラフを見てください。

これは東京証券取引所に上場しているETF銘柄の数です。右肩上がりに増えています。同様に世界全体でも市場規模が拡大し、ETFそのものがはやりだと言えます。

英調査会社ETFGIによると、今年6月末の世界のETFの純資産残高は約5兆ドル(550兆円)と、過去14年で約15倍に膨らんだ(2018.8/5 日経新聞)

ETFの550兆円に対して仮想通貨市場は全体で約30兆円と言われていますから、いかに大きい規模かわかると思います。Market Hack編集長・広瀬隆雄氏のツイートを見てください。とても分かりやすく規模感がわかりますね。

そして、特に個人投資家だけでなく、金融機関などの機関投資家の参入が目立ってきました。

その中でも特にETFが盛んなのがアメリカで、世界の売買量の約7割を占めると言われています。なのでアメリカのSECによるビットコインETFが大きな意味を持ちます。

ビットコイン「ETF」の今

さて。ETFがいかに投資の世界で流行っているか分かって頂けたと思います。

こうしたはやりのETFが仮想通貨の世界でも導入されれば、安全面や規制面から様子見してきた投資家たちの資金が流入し、市場が活性化することは間違いないでしょう。

個別に値動きの激しいビットコインを買うリスクは取りたくないけど、市場全体は成長していく中で、堅実なパッケージの中の一つとなれば市場規模の拡大に伴い、これまでの「投機マネー」による乱高下も緩和されるかもしれません。

その現状と今後について説明します。

これまで複数の団体がビットコインのETF申請をアメリカのSEC(証券取引委員会)に行ってきました。

SECというのはそもそも「投資家保護と公正な市場整備」を目的に設立された団体です。そんなSECが認めたとなれば、お金の流れの変化だけでなく、心理的にも大きい後押しになるでしょう。

では、なぜ認可が下りないのか。

課題
①国際的な規制の足並みが整っていない ②取引所による価格操作疑惑など

まだこのあたりはすぐに解決できるものではない様に感じますね。
改めて、市場健全化のための規制というのは必要不可欠ですが、日本国内でも新規の業者登録が止まっていたり、自主規制団体がCMを自粛したりと足踏みが続いています。

SECがそう簡単に承認するとも思えませんが、もし申請が通った場合のインパクトはけた違いに大きいでしょう。ビットコインは資源に限りのある「金」に例えられますが、金もETFが始まった際は大きな価格高騰を見せました。

私はリップル(XRP)投資家ですが、なぜETFに注目しているのか。
それはとにもかくも衰弱しきった仮想通貨市場の再拡大の起爆剤になると思っているからです。
ETFについては現状を考えると、期待しすぎるのもどうかというレベルなので、長い目で楽しみにしながら、冷静に経過を見ていきたいですね。

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